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武漢市の原因不明肺炎についての最新情報(※1/14追記あり※1/10追記あり)

昨年末に発生した肺炎について、武漢市衛生健康委員会は随時状況を公表しています。
1月5日現在の状況は下のとおりです。

患者数:59人
その内重症:7人

患者59人の内最も早く発病したのは2019年12月12日、最も遅く発病したのは2019年12月29日。

現在、中国中央政府、湖北省政府も協力し、武漢市政府が患者の治療、原因調査に全力で対応しています。
患者の治療については、念のため隔離病棟で行っており、原因調査は、発生場所である華南海鮮市場を封鎖し調査が行われており、また、患者と接触していた163人の経過観察調査も行われています。

現時点で明確になっていることは、下記です。

1)インフルエンザ、SARS、MERSではない。
2)死亡例はない。
3)明確に人から人へ伝染したという例は発見されていない。

武漢市政府は、引き続き全力で治療、調査を行なっており、室内換気を行う事、人が混み合う場所での注意を呼び掛けるとともに、もし発熱、喉の痛みなど呼吸器系症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼び掛けています。

以上の状況で、市民は冷静に対応しています。

■参考サイト
武汉市卫生健康委员会:武汉市卫生健康委员会关于不明原因的病毒性肺炎情况通报

※2020年1月10日 追記
昨年末に発生した肺炎について、1月8日現在の状況は下のとおりです。

引き続き原因調査中であるが、今回の原因は、新型コロナウィルスの可能性が高い。
現時点で、人から人への感染は確認できない。
患者数59人の内、8人が治癒し退院した模様。

※2020年1月14日 追記
昨年末に発生した肺炎について、武漢市衛生健康委員会は随時状況を公表しています。
1月11日現在の状況は下のとおりです。

重症であった患者1人が死亡した。
新型コロナウィルスが検出された患者は41人。
現時点で、人から人への感染は確認できない。
引き続き調査中。

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